姓名判断の基礎となります。姓名のすべてをこれから説明する5つに分けて考えます。
総格
姓と名前のすべての画数の合計のことです。すべての合計ですから、ようするに人生の全体を表します。一般的に晩年になるほど影響力が出てくると言われています。
他の場所が凶数であっても総格が吉であれば、あまり凶にはなりにくいとも言われています。そのため、命名を考える場合はまず総画が吉数になるようすることが大事です。
霊数は加えません。
天格
姓(苗字)の合計です。この部分は、生まれた時からか決まっています。そのため、どうしても変えることは出来ません。そのため、家系的な運勢を表します。
吉数であれば男系で男性を中心に栄えます。しかし、凶数であれば女系の家系となりやい傾向です。また、50才以降の晩年にも影響があると考えられています。
人格
姓の最後の下一文字と名前の上一文字の合計ことです。ここでは、性格や才能を現します。主に20才~50才ぐらいまでの、中年期の運勢に影響があります。そして、女性の場合結婚運も見ます。
主運とも言われ、命名の中心とも言われます。家庭・仕事・結婚運など、人格が吉数であれば性格面で良い影響が現れ、逆に凶数であれば悪い影響が現れる。人間の内面を見ます。
地格
名前の合計で、幼少期から20才ぐらいまでの運勢に影響があります。また、親子関係や、家庭環境を表すので、凶数だと寂しい育ち方をすることがあります。
そして、幼児期は将来の対人関係への愛情に強い影響があるので愛情運などにも影響が出てきます。
人格が人間の内面を表し、地格は、他人に対する自分の印象を表す数と言われています。
吉数であれば、他人から良い目で見られるので社交性に富み逆に凶数であれば、他に良い印象を与えないとなります。
霊数は加えません。(一部加える流派もあります)
外格
総格から人格を引いた画数です。姓の一番上と名前の一番下の文字の合計画数と言うほうがわかりやすいも知れません。
20代以降の運気です。周囲からの影響を表します。自ら選べない外的な要素ということです。
社会的信用度などに影響があるので、外格が凶数だと人間関係に恵まれず、逆に吉数ならば良い友人や配偶者、上司、先輩に恵まれるということです。
また「外格と人格」は同じにならないように注意します。
このことは、今後また説明しますが、同格という命名では、注意するとされている部分です。
一字姓、一字名に霊数を加えます。姓も名前も一字の場合は 2 を足します。
この霊数の部分も別に解説しているので参照してください。
社会運
☆総格 ー地格=社会運
総格から地格の一番下の文字の画数を引くことで交際関係を見ます。
現実社会で地位や名誉が得られるか、金銭運はどうかを判断します。 また、周りからの引き立てがあるかどうかを判断します。
家庭運
☆総格 ー天挌 = 家庭運
総格から点画の一番上の文字の画数を引くことで家庭内でのありようを判断します。
他にも、親子の関係、夫婦関係を見てその人の内面を見ることができます。