霊数とは、一字姓や一字名の場合に姓や名に1画加える考え方です。
基本的に命名は二文字以上の姓名を前提としています。
一文字の姓や名の場合に考える方法です。
人格・地格・外格の鑑定の際、仮数として1を加えるという作業をします。
この仮数のことを霊数と呼ぶのです。
総画のみは、どの流派でも霊数は加えません。けれども、成人するまでは霊数を考える流派もまあります。
昔の日本では「数え年」と「満年齢」いうものがありました。今でもありますが、生まれたときが1歳で、お正月を迎えるごとに1歳ずつ加えていく方法です。
昔の日本では、ほとんどそのように考えられてきました。生まれたときから、1歳なのです。
お母さんのお腹に宿ったときから「命」が発生し、歳を数えるのでそうなるのです。
おばあちゃんが「数えでいくつ?」なんてよく聞いていたのを覚えています。
流派や鑑定する人によっては、霊数を加えないで見る人もいますし、考え方は色々とあります。
ちなみに、五運(天挌・人格・地格・外格・総格)のみで判断する流派は霊数を考えません。
霊数を考慮する流派も存在するのですが、それほど多くはないでしょう。
もともと、一字だけの姓や、一字での名前を考えておられる方は迷うところですね。
一字姓や一字での名前を考える場合は、この3つの流派を頭に入れておいてください。
3つのどれかを選び命名しなければいけません。
どの流派もそれぞれ歴史があります。研究もされていますので、どれが悪くてどれが良いということはないと思います。
私は、成人までは霊数を加えて考えて命名する方が良いのかなと考えます。
それは、お母さんのお腹に宿ったときに命はそこにあると自然とそうなるのではと思うからです。
そこを大切にしたいからです。
又、考え方として
付けたい名前に、霊数を加えたときと、加えないときの両方で命名してみましょう。どちらの方が吉の命名か比べてみても良いと思います。
吉の方を選べば大丈夫です!